動揺と私（訂正版）

昨夜、ネットで週刊文春の安藤美姫に関する記事を見て「うわー」となって、さらにその広告が掲載されている新聞を今朝になって読んでまた「うわー」となって、そのときに考えたことをブログにしたためたのですが、全体に大きなお世話というか、雑な書きぶりだったので、削除しました。読んで、リアクションしてくださったみなさん、申し訳ありません。
スクール・セクハラの問題は文科省をはじめ、各自治体で防止のための取り組みをしていますが、根絶どころか道筋もつかないようで、「教員による性暴力防止法」が成立したり、日本版DBS導入の法律が成立したりもするなか、そもそも「子どもの人権」問題が、それを「理解する／理解しない」という非常に低いレベルのところで議論が右往左往しています。

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日本では今、子どもの生命や安全が危機にさらされている。2020年の19歳以下の自殺は777人で、15〜19歳の死因のトップは自殺だった。20年度の児童相談所の児童虐待の相談対応は20万5000件と過去最多。「生命や生活の危機にさらされた子どもの声を聴くことが、喫緊の課題だ」。政府に子ども政策の基本方針を提言した有識者会議のメンバー、宮本みち子放送大名誉教授は、厳しい状況にある子どもたちにこそ、子どもの権利が必要だと話す。（上記記事より）
私は安藤美姫のファンで、これからもそれは変わりません。身体反応が出るほど好きだった気持ちはそうそう消えないです。でも、週刊誌に載った彼女の、生徒さんへの態度は指導者として、大人として問題があると思いましたし、これまでも指導者として彼女がテレビに映る度、問題だと感じ、見ていられないものがありました。
まさか彼女も、生徒さんの保護者の方も、これがハラスメント、あるいは虐待に繫がるとは考えてもいないでしょう。
その、問題の見えなさが心配です。日本フィギュアスケート連盟はこれまでも、コーチによる生徒さんへのセクハラやパワハラが問題になってきましたが、組織として、それらのことに関して、情緒的にしか反応してこなかったのではないでしょうか。もちろん定期的な講習などの機会はつくっていると思いますが。
と、ここで私が想像でものを言ってもしょうがないのです。
私自身は、ある選手に対するセクハラを目撃させられたことによって、ずっと日本スケート連盟に対して疑いの気持ちが消えず、その危なっかしい、理念の感じられない運営にはらはらするのが嫌で、もうあまりスケートを見ていません。ドーピングのこともあって、選手個々人には興味や惹かれる気持ちはあっても、指導する側の幼さに対する嫌悪が先に立ち、積極的に見ようとは思えない状態です。
その中で、全然私の視界に入らないところでコツコツとこの競技の世界を豊かにしようとがんばっておられる方々はたくさんいらっしゃることと思います。地道で、軽薄な報道には全然見つかっていない営みがそこここにあるはずです。そうした方々が腐らず、やりがいを感じて続けていける競技であることを願います。
この件、以上です。
話は変わりまして、近所に激安スーパーができてしまい、これまで 240 円で買ってきた豆乳ヨーグルトがそこで 150 〜 190 円で売られており、昨日は 160 円だったため、もう、どうしようもなく買ってしまいました。
安すぎるものは買わないようにしようと、ずっと頭のすみに止めているのに、気がつけば「安い」という理由で手に取ってしまっています。
心が乱れます。
安すぎるのはいけません。どこかに負担がかかっている証拠です。そのスーパーは昨日、蒸し蛸が、他のスーパーの五分の三くらいの価格で売られており、やはり買ってしまいました。おいしかったです。
でも、安すぎるのはいけません。だれかが無理をしているのではないかと心配です。「五分の三くらい」と言いましたが、体感的には半額です。安すぎます。なぜなのですか？　そこまでの安さは求めていないのです。だれかの手数料が、または時給が不当に抑えられているとか、そういうことはないのでしょうか。
かと言って 100 円台で買っている豆乳ヨーグルトに、もう今更 240 円は払えない……！
以上です。