プール雨

幽霊について

「セデック・バレ」

セデック・バレ 第一部太陽旗」「セデック・バレ 第二部虹の橋」(ウェイ・ダーション)


・4時間超え。体感時間は20分くらい。あっと言う間。ほわーとかうわーとかうううううとか言ってるうちに終わる。おすすめです。
・日本軍の描き方がかなりライトでした。小島に関しては、のちに彼がとる行動(テロップが出る)と、映画中のそれとの整合性がとれてないような気がしました。
・台湾、香港、韓国、日本と、いろんな人の手によって製作されたこの映画が、今の日本でノーカットで見られるよう尽力した人々がいたという事実と、先日の「一九〇五」(黒沢清) が頓挫してしまった事実と、もろもろ考えて、胸がかきむしられるとはこういうことかと思いました。