『グロリア』1980 ジョン・カサヴェテス
- 「コーヒー飲ませて」と親友の部屋を訪ねたところから始める 6 歳児をつれた逃走劇。猫ちゃんが!
- 「三歩進んで二歩下がる」どころか、前に踏み出そうとする度につっかえる二人のぎくしゃくした会話。語彙の少ない 6 歳児が繰り返し繰り返し口にした言葉と、ぶっきらぼうなグロリアの言葉がぐいーんと出会った瞬間が。
- まるでゴーストのように居場所も目的地も持たない二人が駆けまわります。コーヒーと「ブック」と猫ちゃんで始まった話があんなことになるなんて……。
『グロリア』1980 ジョン・カサヴェテス