ざべすよ!
みなさま、ご機嫌いかが。
ざべす、としまえんにつれていってもらいました。
三カ月半ぶりのおでかけに遊園地です! ざべす、幸せを感じました。
エルちゃん(馬さん)とカルちゃん(ぶたさん)がお出迎えしてくださいました。
としまえんはとっても広々していて、ざべすが思いっきり走っても大丈夫です。
この日は(雨子が)お寝坊して、出足が遅くなったので、さっそくお昼ごはんにしました。カツカレーやサンドウィッチ、からあげ、枝豆、オニオンフライ、ウィンナーなど、たくさんたくさんいただきました。おいしかったです!
お腹いっぱいになって元気いっぱいになったところで、ざべすたちはさっそくジェットコースターに乗りました。雨子と雨夫は「やだこわい」と言って乗りませんでした。この間、「ジェットコースーターがこわいチーム」がどこでどうしていたかは知りませんが、としまえんじゅうをぐるぐるめぐるジェットコースター、とっても楽しかったです。
としまえんには、「ほんとうに出る」と噂のお化け屋敷があります。
ざべすたちも、入ろうかどうか考えつつ、一歩前に進んでみました。
このとき、なかから出てきた方が「こわかった」「まじこわい」とおっしゃっていたので、入るのをすっぱりとやめました。雨子は「こういうのはリスキーではなく、デンジャラスと言うのです」「君子あやうきに近寄らずですわ」とわけのわからないことを言って震えていました。
ここで悲しいお知らせです。
この、大正時代からここに鎮座して人びとを楽しませてきたとしまえん、今年の夏で閉園だそうです。
そして、このとしまえんには、機械遺産カルーセルエルドラドさんがいらっしゃいます。
黄金郷という名前の回転木馬さんです。
1907 年、ドイツのヒューゴーさんがつくり、その後戦火の広がるヨーロッパからアメリカにお引っ越しし、そこで、1964 年まで働き、1969 年、海を渡って日本のとしまえんにやってきて、それからこの地でずっと回り続けていたのだそうです。
ざべすたちは、この椅子に座りました!
のってみると意外と速くて、天井がくるくるしました。
ばいばい。
これからみんなどうなるのでしょう。
また、西武園で会えたらいいなあと思います。
赤いミニチュア機関車にも乗りました。小さな機関車に乗って、あじさい園のなかを行きました。
締めに、恐怖の館に入りました。
これは、真っ暗でなんだかよくわかりませんでした。雨夫は「暗すぎてなんだかわかんないね」と言っていました。みんな同様で「?」という顔をしていましたが、雨子だけ「くらいのこわいよ〜やだよ〜失敗したあよせばよかった〜こわいよ〜」と騒いでいました。雨子は入り口の雰囲気で「恐竜とか出てくると思った」のだそうです。「恐竜とか、隕石とか、地球全球凍結とかそういう感じかなと思ったら、わりと和物の幽霊で、まじこわかった」と、ひとりだけこわがっていました。
最後はそんな感じでいまひとつ締まりませんでしたが、アイスクリームも食べたし、
ざべす、とっても楽しかったです!
これから閉園まで、いろんなイベントがあるそうです。94 年間のみなさんの気持ちが着地できるように、かげながらおうえんします。
おしまい