プール雨

幽霊について

ざべすと午後のロードショーマラソン

初夏です

 おはよう、ざべすよ!

新しく買ったポーチなの

 今週も日曜日さんが律儀にやってきてくれました。さらに本日は記念すべきついたち。ついたちと日曜日さんが出会っています。きっとよい日曜日なることでしょう。

 話は変わりますが、ざべすは平素、雨子といっしょに「午後のロードショー」を見ます。

 毎日じゃありません。

 今日は見よっかという日が週に一度くらいあるのです。この一週間はなんとそれが三回でした。

月曜日:『リプリー

 トムは音楽が好きで、華やかな世界に憧れる青年です。ある日、ピアノ伴奏の代役を頼まれ、そのとき借りて着たジャケットにはプリンストン大学の章がついていました。その章を見たお金持ちのおじいさんに「君もプリンストン大かね。息子もだよ。同じ学年か?」と話しかけられ、つい「そうです」と嘘をついてしまったことから物語が動き出します。次に会ったとき、その老人は、「息子をイタリアから連れ戻してくれ」と頼み事をしてきました。トムは断りませんでした。

 ディッキーという放蕩息子が最初にトムに興味を抱き、二人の関係を楽しめたのは、たぶんちょっと退屈だったところに、それまでまわりにはいなかったタイプの、トムが新鮮だったからだと思います。ディッキーが楽しいと感じて、どきどきしたのは本当だと思います。そこに旧友のフレディがやってきて、トムの場違いな感じが浮き彫りにならなければ、トムはずっと「ちょっと変わったヤツ」で済んだかもしれません。でも、親きょうだい親戚友人がみんな知った顔で、狭い世界にずっととどまり続ける人たちの、切っても切れない感じがディッキーとフレディにはあって、二人並んだときの、同族、同種な感じがすごくリアルでした。そうするとトムはあっという間にかわいそうなことになってしまうのでした。ざべすはフレディがこなきゃよかったのにと思いましたが、雨子もディッキーもこんなことは長く続かないって言うんです。悲しかったです。

火曜日:『デイズ・オブ・サンダー』

 かつて、カーレースのクルーチーフだったハリーのところに、もう一度レースにもどってこい、ドライバーが見つかったとオーナーのティムがやってきます。ハリーの前で、新人ドライバー、コールは素晴らしい走りを見せ、二人は師弟関係になります。華々しくレースで快勝を飾ったコールですが、一度冷静さを失ってしまうとぱ〜っとなってしまう彼はレース中にライバルのロウディと激しく接触し、車は大破、二人は病院にかつぎこまれ、治療と検査の日々が始まりました。

 あわてんぼうのコールさんは、いっぱい、いっぱい失敗をします。コールさんは 12 歳の子どもではなく、成人なのですが、かっとなるとすぐ行動に出てしまいます。それにうっとりしやすく、すぐにいろんなものを好きになってしまいます。コールさんは車も好きだけど、ハリーさんのことも好きなので、正直に、自分は車のことを何にも知らないんだ、だから教えてほしいと言いました。ざべすはその場面を思うだけでなんだか胸があったかくなって、涙が出るようです。そんなコールさんなので、いっぱい失敗をしても、みんなコールさんを待っています。それでコールさんは不安を乗り越えることができました。

木曜日:『ボーン・レガシー

 CIA では、薬物と過酷な訓練によって、冷徹で命令に絶対服従する暗殺者要員をこさえていました。しかし、そうした計画が告発により露見し、隠蔽しなければならない必要が生じました。CIA はなんと、自分たちが訓練した暗殺者、それにかかわった科学者などを全員、抹殺しようというのです。

 なんということでしょう。命がもったいないです!

 主人公のアーロンさんは命からがら、科学者のシェアリング博士を見つけ出し、自分が助かる方法を探るのですが、そのときシェアリング博士も殺されそうになっていたのです。二人はどたばたと逃げだし、一路フィリピンへ。

 アーロンさんはどんどん移動して、移動しながら計画のことを思い出し、探り出し、全容を明らかにしていきます。そして、その過程でもずっと CIA に追われているので、ざべすたちはずっと、ずっとずっと、はらはらどきどきして、どきどきしたまま、ラストに至ったのです。

 今でも思い出すとどきどきします。

ふう

 ざべす、映画大好きです。がんばろうって思えるからです。

さくらに実がなってきました

 今日は何をしようかな。

 みなさま、どうぞよい日曜日をお過ごし下さい。

 来週もまたここに集合しましょう。

 

🎦 おしまい 🎥