みずからの主であるみなさま、おはようございます。日曜日ですね。お元気ですか？ ざべすは元気いっぱいです。
こないだ、府中市美術館で開催中の「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」に行ってきました。
美術館は府中の森の中にあります。
ウィリアム・モリスさんは「丁寧な手仕事による日常品で人々の暮らしを美しく彩ることを目指した（府中市美術館開催要項より）」のだそうです。アーツ・アンド・クラフツ運動はそんなモリスさんが主導した一連の活動で、 それはやがて世界各地に広まったということです。広まってよかったです。
きれいな壁紙、きれいなカーテン、使いやすくてきれいな調度に囲まれて、展示全体もきれいなおうちのようになっていました。
おうちが清潔で快適だと、そこでゆっくり休めて、じっくり考える時間が過ごせるし、そこにいてもいいのだという気持ちになります。
ざべすは快適さにこだわるウィリアム・モリスさんを好きだと思いました。
外に出るとベンチがあり、こんな風に人が休めるようになっていることはとても大事です。居心地よく憩える場所があると、「私はここにいていいのだ」と感じるからです。誰もがそう感じて、安心できる場所があることが何より大事です。
この日は川が透き通っていて、きれいでした。
かりんがたわわでした。
きれいなものをたくさん見て、きれいな川のそばを歩いていくと、忽然と酒屋さんが現れました。
ざべすたちはここで角打ちに臨むことにしました。
酒屋さんがおすすめするままにざべすたちは飲み続けました。
そして、酔っ払いの集団になりました。
たいへんいい気持ちになっててくてく歩きました。
そしたら、もふもふとしたものが赤くなっていました。
ここまで来ると城まであと少しだったのですが、雨子が音を上げて、とりあえずいっかいすわってアイスを食べる作戦になりました。
喉を潤し、冷たいものを体に収めても、酔いは覚めませんでした。ざべすたちはそんなに酔っ払わなかったのですけど、ニンゲンふたりは限界を認識したようで、「三合飲むとかような事態になってしまうのだなあ」としみじみしていました。「かような事態」とは、ふらふらのへろへろで財布のひもがゆるくなり、お団子を大量に買うなどの意味不明な行動をしてしまう、というようなことだそうです。
そして城にたどりつき、みんなでお昼寝しました。
おみやげでくまちゃんたちのお部屋をかざりました。
ざべすはいっぱいお勉強して、楽しんで、酔っ払って楽しかったです。
今週も美しく彩られたこの生活を満喫したいと思います。
ではまた来週、お目にかかりますわ。
🍸 おしまい 🍷
*1:10 月 30 日、訂正しました。
