みずからのあるじであるみなさまにご連絡します。今日は日曜日です。みなさまは今日、おやすみ? おしごと? おべんきょう?
ざべすはざべすはざべすは、わかりません!
でも先週は鬼子母神さんで手創り市が立っていたので、行ってきました。
目印はくま薬局です。
おおきな木の下で、くるみぼたんや、アクセサリー、かばん、お洋服、その他いろんなものが売られていて、ざべすは目移りしました。かわいいもの、大好きです!
雨子はブックカバーの屋台に吸い寄せられて、「ええと、こっちの新書用のカバーならハヤカワ文庫が入りますか?」と質問していました。うちにはたくさん、ブックカバーがあるのですけど、ハヤカワ文庫は背が高いので、それらに収まらないのです。雨子はいつもそれを気にしています。
お店の人「その文庫カバーにハヤカワ文庫、入ります!」
雨子「ハヤカワが、入る……?」
お店の人「ハヤカワが、入るんです!」
雨子「ハヤカワが、入る……!」
と、だんだん雨子の声が大きくなっていき、店員さんの目は輝き、雨子はひとつ買い求め、ほくほくしていました。雨夫は境内のおだんごやさんが開店時間前であったことにがっかりしていました。がっかりしたりほくほくしたりしながら、私たちは町を一週してみることにしました。
すごく堂々とした猫さんで、きっとこの通りにおすまいなのだなと思いました。
お猫さまはこの通りのちょうど真ん中辺りに鎮座して、どなたかを待っているようでした。
ざべすの知っている猫はこちらが近づくとさっと逃げて、なかなか触らせない方ばかりなので、このお猫さまにはびっくりしました。なでなでしました。「なでなでされるのが当然」という雰囲気だったので、しばらく、ためらいなくなでなでしました。
お猫さま、びっくりしたねえといいながらパン屋さんでパンを買って、公園でランチすることにしました。
目の前には不思議な遊具があり、こうふんしましたが、まずごはんを食べて、それから遊ぶことにしました。
おいしかった、たのしかったあ。
線路を渡るとき、雨子が「微妙な傾斜をご覧あれ」と言いました。
さらに、「あのカーヴをご覧あれ」と言いました。
アジサイ咲いていました。
鬼子母神さんの近くにある、この長屋の
注意書きがかわいかったです。
それで、この建物のすぐそばに、手塚治虫さんが暮らしたアパート、並木ハウスがありました。
住める登録有形文化財です!
中、とってもきれいに保たれていて、暮らしやすそうだと思いました。ここに現におすまいのみなさんは、毎日どんな気持ちなのでしょうか。
カフェでノーウォー、ノーヘイト、ラブとピースを主張していました。
とってもすてきだと思いました。
ラブとピースは創意工夫が必要で、努力が必要で、そしてとっても楽しくわくわくすることです。こわせという命令に正義なんかありません。
とかなんとかかみしめているうちに、辺りを一週しました!
雑司ヶ谷手創り市は月に一度くらいのペースでちょくちょくやるそうです。
雨天中止で、雨さえ降らなければ開催されます。
ざべすはまた行きたいなと思っています。そのときはブックカバーだけじゃなく、なにか、アンティーク的な、ジュエリー的な、ざべすにふさわしいものを入手したいです。
ではまた来週、お目にかかりますわ。
みなさまよい日曜日をおすごしください。
👜 ちぇりおですわ 🍞