おはよう!
おあつうございますわね。
ざべすたちはこの、むしむししてしょうがない日々に彩りをそえようと、横浜に遊びに行ってきました。
朝いちばんでうかがったのは「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」という喫茶店です。豪華客船の食堂室みたいな雰囲気です。
横浜は歩道がひろびろしていて、安心してきょろきょろできるのが魅力です。そして、ざべすのきょろきょろを受けとめてくれる、すてきな建物がいっぱい建っています。
さらに、なんだろうここ、レストラン? と思って入ってみるとなんと区役所だったりする、それが横浜という街です。ざべすの町歩きにふさわしいと思います。
ここには中華街があって、
たくさんお店があって、食べたことないような食材や、きれいな食器、めずらしい道具などがところせましと売られています。修学旅行の人たちも来ていて、うんとにぎわっていました。
今回は、雨夫が出張先でおすすめされたお店でお食事することにしました。その方は中華街で働いていらっしゃるので、きっとおいしいという期待を胸に、みんなでわくわくと入店しました。
この日、うんと暑くて、ざべすたちも冷たいお酒をぐびぐび飲みました。
ところで雨子は今回、目的をもっていました。「とうふを切って干したか、干して切ったかしたもので、調理するとべろべろした感じになるもの」と「カモミールの花だけ集めたの」を買うというのです。ふむ。そしたら、ちょうどこのお店に「干し豆腐と青唐辛子の東北炒め」がありましたので、早速いただきました。
すっごくおいしかったです。べろべろしていながら、歯ごたえもあって、にんじんやピーマンに負けない味わい、存在感にわれわれは「おいしいね」と何度も言いました。
そして、やはりこれも食べたかった春餅です!
写真の奥に、いちまいいちまい丁寧に紙で挟まれている、うすいクレープみたいな、もちもちしたもので、手前の野菜の東北炒めを巻いて食べます。もっちもちとしゃっきしゃっきで、ざべすは夢中になって食べました。
こちらはこのお店の名物、東北人家焼きそばです。食べたことない味しました! あまみが複雑で、ざべすは目を閉じてよく噛んで食べましたが、同時に夢中になってもいたので、作り方はとうてい想像できませんでした。
お肉も食べたの!
おなかいっぱい。
おいしかったあ。
今度中華街に来たらやっぱりまたこのお店に来たいです。
ばいばい、またくるからね。
そのあと、おなかいっぱい、おなかいっぱいとふうふう言いながらソフトクリームやマンゴージュースもいただいて、いよいよおなかが苦しくなりましたが、
中華街歩きは止まりません。
たのしかったあ。
ちかいうちに、また来るからね。
とにかくこの日はうんと暑くて、お花もさんさんと太陽を浴びてまぶしくなっていました。
鳥さんは水浴びしてました。
帰る前に、たまには氷川丸でも乗ってみようと軽い気持ちで行ってみました。
氷川丸さんは豪華客船として活躍したのですけれど、戦争で遠洋航路が休航になり、逓信省に徴用されて引き揚げ船に利用されたり、病院船として利用されたそうです。激動の船人生です。
今はこうして、横浜の公園で、私たちのような人を迎え入れています。
お客さんを楽しませようと、いっしょうけんめい、工夫をこらしたんだなあと思いました。
こんな、手書きの掲示も残っていました。
客室もきれいでかわいくて、ざべすはこのお部屋に泊まってみたくなりました。
一等特別室も公開されています。
これなら長い旅路もうんとリラックスできますね。
三等客室は公開されていませんでした。
ざべすが乗るなら、一等客室のように豪華でなくてもいいので、払ったお金で入れる範囲が限定されるような感じじゃなくて、みんながどこでも行き交っていて、それぞれ個室でほっとできるような設計の船がいいです。
氷川丸も戦争がなかったら、だんだんそういう風になっていったかもしれないなあと想像します。
そして公園にはお花。
ホテルニューグランドさんですって。
ふう。
楽しかったあ。
横浜はざべすにぴったりのおしゃれでかわいい、洋館とお花とお肉がそろっている街です。よくよく考えてみると、大好きです! すごく遠いというわけでもないので、ちょくちょく遊びに行くことを所望いたします。
ではまた来週よ!
🌷 ちぇりおですわ 🍖