らんらん。
かぼちゃの蔓がぐいぐい伸びて、隣の木にからみついているところです!
ざべす、このかぼちゃがどこまで行くか、すっごく楽しみです。
みずからのあるじであるみなさま、おはようございます。
ざべす昨日、府中市立美術館で「インド細密画〜はじめましてインド 宮廷画家 130 点との対話〜」を見てたので、ムガール帝国に夢中です。
雨子と、雨子のおともだちで今、南アジアの小説を書いているというかがみさんとおでかけしました。
ざべすはよく考えたらインドのことを何も知らないので、全部かがみさんに聞くことにしました。
雨子は前の晩『高校世界史B』という本を読んでいましたが、途中で「無理だな」と言って放り出して眠りました。
そんなこんなをかがみさんに話すと、『屍鬼二十五話』というまっこと不思議なお話をしてくださいました。ざべすはそのお話を聞いて「はじめまして、インド」と思いました。
府中市立美術館併設のカフェでは「府中乃森のハレの日ミールス」という定食が用意されていると聞き、まずはみんなで腹ごしらえしました。
いろんなおかずが出てきて、ざべすは目移りしながらちょっとずつ食べて、どれもとってもおいしかったので、ぺろりと平らげました。雨子たちは「脂と塩は人間に必要……」というようなことを言っていたと思います。
ではいよいよ、会場に参ります!
この先はカメラが入れないので、みなさんご想像いただきたいのですが、拝見した絵は宮廷で王様が手元に置いて、ひとりでしげしげと日々、見つめたものだそうです。だから、小さくて、細かくて、細部まで「なぜそんなに?」と思うほどきらきらしていました。
特にお花がきれいでした。大地から咲いているお花も、絨毯の模様のお花も、お洋服の模様のお花も、家の壁のお花も、みんなとてもきれいで、それぞれに輪郭がきっぱりとしていてざべすは「確かにこれなら毎日寝る前に必ず見たくなるかも」と思いました。
今回拝見したのは、畠中光享さんという日本画家にしてインド史家の方のコレクションなのだそうです。だから、もともとは宮廷で、王様やそのご家族の手の上で見られていたものを、畠中さんが一点入手しては大事に額に収め、また一点入手してはきれいに額に収め……とこつこつ額装したものなので、その額装の美しさにも心をうたれました。
王様がこの絵を見たとき、畠中さんがこの絵を見てその絵に合う布を選んだとき、そしてそれをざべすが見ているこのときと、幾重にも機会が重なって、ざべすは不思議なことだと思いました。
そして、インドに興味をもったら最初に読むとよい本として、『9つの人生』をかがみさんに教わったので、ぜひ読みたいです。
楽しかったねえ、おもしろかったねえといいながら帰ってきたら、月がぴかぴかと光る時間になりました。
じっくりと月を見ながら家に帰って、みんなでチキンラーメン食べたらすっごくおいしかったです。
ざべすは、雨子のおともだちと出かけるのは楽しいなと思いました。
またいっしょに遊んでね。
ではまた来週、お目にかかりますわ。
🍛 ちぇりおですの 🌖