ざべすよ!
さべす、河津に遊びに行ってきました!
河津ではこの時期桜のお祭りをやっていますので、ざべすたちは毎年恒例で遊びに行っています。まずは、大楠で有名な川津来宮神社に行きます。
台風もへっちゃらだったというその大楠にお参りしまして、
お楽しみの甘酒タイムです!
昔々、この辺り一帯を管理している神様が、お酒に酔っ払って寝てしまったそうです。そしたら野火が起こって、たいへんだ〜みんな燃えちゃう〜という危機的な状況で鳥さんたちがみんなで一所懸命水をかけて鎮火したということがあり、以来、この辺りでは 12 月末くらいに鳥と酒を口にしない鳥精進酒精進をするのだそうです。それが終わると宮司さんが仕込んだお酒を飲むのですって。
そのお酒のおすそわけをいただくのです。
甘くておいしいお酒です。
何杯もおかわりして、四合瓶で一本、買い求めました。
このお酒を持って、次は寝ているお釈迦様で有名な涅槃堂に行きました。
有名な仏師が掘ったんじゃなくて、この辺りにいた方々がつくって安置したものだとかで、近世の民衆信仰を伝える重要なものらしいです。この時期だけ公開される、貴重なものです。
ここ、涅槃堂には見晴らし台があって、そこでお昼ごはんです。駅弁と、さっきの川津来宮神社で買った日本酒と、プレゼントしていただいた蕗の煮物をいただきました。
すてきな風景です!
おなかいっぱいになって、川沿いをお散歩しました。
視界がざべす色です。
お肉も食べました!
ほかにも、かっぱのお寺を訪ねたり、80年代的な喫茶店に行ったり、地元のスーパーでピアノの自動演奏を楽しんだりして楽しみました。
あちこちに足湯があって、ざべすたちは二回、足湯に浸かりました。河津に行く際は足湯に入ることを想定してタオルを持って行くととても便利です。足湯に浸かると、その後足が軽くなるので、ざべすは足湯大好きです。
駅に戻ると、伊豆の踊子像がざべすたちを待っていました。
ざべすは『伊豆の踊子』、一回読んだきりなのですが、ちーともお話がわかりませんでした。ざべすは女王なので、男子学生の気持ちが想像しにくいということでしょうか。
そんなこんなでそろそろ河津ともお別れです。
ホームに立つと、山並みの向こうに太陽が沈むところで、彩雲も見えました。吉兆です。
踊り子号がやってきました!
さよならです。
河津、さようなら。また来るね。
席では河津や下田の名物を食べながら大宴会をしました。静岡って山も海も花も肉も酒もおかしもあって、ほんとにすばらしいと思います。
途中、ばななワニ園のある熱川(ざべす、行ったことあります!)で、雨子が「あ、いい階段!」と言って写真を撮りました。そして、「いい階段あるなあ。次は熱川で階段めぐりもいいなあ」とまわりを不安に陥れる発言をしました。
熱川に行ったらやっぱりワニ園に行って、ワニを見てバナナパフェを食べて、そして温泉に入りたいです。
ざべすたちの小旅行、次回はどうなるのでしょうか。
おしまい。