おはよう。日曜日がやってきました。
今週わが城では爆発事件が起こりはしたものの、おおむね平和でした。
というか、雨やみぞれが降っていたのでちーともおでかけしませんでした。城の中にいて、「科捜研の女」を見たり「アストリッドとラファエル」を見たりしていました。ざべすはマリコさんもアストリッドさんもラファエルさんも、みんな好きです。
今週のお食事はシウマイがメインでした。
それから、雨子が「かぶらずし」というのを仕込みました。
ほんらいは、蕪の間にニンジンと何らかのおさしみをサンドして、甘酒と酢で漬けるものらしいのですが、今回は行程を色々省略して、糖しぼり大根とスモークされた鰊を使ったので、すぐ食べられる状態になりました。しかし、せっかく甘酒でもみもみしたのですから、発酵がすすむのを楽しみに待ちたいと思います。
雨子は時々花屋さんでお花を買うのですが、花っていうようり草っぽいのを買ってくることが多くて、ざべすは「どうしてもっときらびやかな花を買わないのかな」ってよく思います。
でもこないだ何と、ラナンキュラスを買ってきてくれました。
ざべすは「うわあ」って思いました。ぴんくの複雑な花があるだけで、そこがほんとうのお城になったようです。平素より、ほんとうのお城に住んではいるのですけど、わが庵は都の乾に位置しておりまして鳥や虫がたくさん住んでいて野趣あふれる感じなのです。人は「あそこから都会に出てくるのは大変でせう」などと言います。そこに、ぴんくのラナンキュラスが二輪咲いているだけで、突然、ラグジュアリーになります。
長く咲いてくれるとうれしいです。
あっ、今週はいちごも食べました。
ひとパック、あっという間に食べ尽くしました。
このいちごを洗っているとき雨子が「今、練乳ないからそのまま食べようねえ」と言いました。そしたら雨夫が「あれ、練乳っていつもそこにあるものじゃなかった?」と不思議なことを言いました。
練乳は通常、いちごにかけるか、紅茶やコーヒーに気まぐれに入れるかくらいしか登場場面がないので、冷蔵庫に常備してあるという状況は考えにくいと思うのです。
雨夫は「あれ、いつも冷蔵庫を開ける度に目の端に入っていたんだけど……」と冷蔵庫を開けたり閉めたりしました。そして気付いたのです。雨夫が目にしていたのは練乳じゃなくて、冷蔵庫の扉にくっついた牛乳石鹸柄のマグネットだということに。
なるほどこのうしさんが練乳を連想させたのですね。
よくよく見るとちょっぴりこわいパッケージです。あまりよくよく考えないことにします。
とにかく、謎は解けました。
次にいちごを買うことがあったら、忘れずに練乳も買いましょうねえ。
じゃあ、また来週ここで会いましょう。
気温がどったんばったんしていてくらくらしちゃうと思うので、みなさまどうぞお体大切に。
🍓 ちぇりおですわ 🐄