お聞きいただいた曲は、THE BEATNIKS で "NO WAY OUT" でした。
映画とこの曲とは何の関係もありませんが思わず浮かれて貼ってしまいました。
『犯罪都市 NO WAY OUT』はシリーズ三作目。前作の感想文はざべすが書いてくれました。
今回、マ・ソクト(マ・ドンソク)さんが捜査するのは日本のヤクザです。ヤクザを通じて麻薬がばらまかれているようです。それを一網打尽……と行きたいところですが、ソクトさん所属の広域捜査隊に対して麻薬取り締まり課が非協力的。情報を渡してくれません。ソクトさんは転落死事件の捜査からぐいぐいと麻薬、ヤクザと切り込んでいくのですが、上司からは正式に捜査班を組めと言われます。しかしソクトさんはそれじゃ間に合わないと言って、町の情報屋を駆使してどんどん前に進むのでした。そのソクトさんたちの前に現れる扉は大体鍵が閉まっていて、NO WAY OUT なのです。でも平気。ぶちやぶるから。ソクトさんの辞書に "NO WAY OUT" はありません。それをつきつけられるのは……。
ここから説話が生まれそうな雰囲気の『犯罪都市 NO WAY OUT』でした。100 年後にもソクトさんは伝説の巨大な天使として語られていることでしょう。
前作同様、友人と合流してマ・ドンソクさんの気配を浴びながらおいしいごはんを食べました。
お味噌汁を飲んだときに自分の発した「あー」が非常に低くて驚きました。話題は大河ドラマ『平清盛』でだれがだれのおとうさんでだれがだれを産んだか、そして今『平清盛』を見るにはどうしたらいいか、『犯罪都市』で必ず死にかけるが驚異の回復力を見せるあの兄貴、あの人こそ最強なのではないか、海外映画に登場したヤクザのうち今回のヤクザが最も強く、かっこよく描写されたのではないか、これ以上はおそらくないであろう、黒木華が好き、『アストリッドとラファエル』は製作方法になにか、独特の手法があるのではないかなどなど。おしゃべりが止まらないので、コメダに移動したところなんと会議室に通されました。
せっかくなので、「犯罪都市3、ここが最高💗」会議をしました。
今回は××をぴっちりと包む巨大なシートに興味津々。あのシートはどこで買えるのか、本来はどういう用途のものなのか……。そしてやはり扉を開けずに蹴り飛ばす、殴ってこわすマ・ドンソクの辞書には(以下繰り返し)。
あ〜、楽しかった。
愉快で味わい深い体験でした。
次の映画オフ会に向けて、日々元気に暮らして参ります。
またね。
🎦 つづく 🎥