プール雨

幽霊について

『パブリック 図書館の奇跡』

  • オフィシャルとパブリックが対立……というか、パブリックの問題だったはずのところにオフィシャルがぐいぐい首をつっこんだことで事態が悪化していくなかで、主人公がふらふらふらふらしながら暴力に対抗するアイデアにたどり着くのがおもしろかったです。
  • 検察の偉い人と、人気キャスターみたいな人がいちおう悪役なのだけど、「悪」というよりは、単に「人の話を聞かない人」であるところがリアルだなと思いました。
  • 言葉遣いの基本が「一対一」モードでできていて、会議やスピーチで場を支配するようなことに向かない人びとの闘争というか、旋回がドラマチックでおもしろかったです。