急にどしゃーと降ってすぐ晴れた日、あじさいがとってもきれいだったわ。
みずからのあるじであるみなさま、おはようございます。みずからのあるじであるざべすより、日曜日到来のお知らせです。
日曜日さんは必ず時間と約束を守るのですね。ざべす、とってもうれしいです。
日曜日さん、こないだ、ざべすは川越におでかけしました。
そしていきなりケーキ屋さんに行きました。
どれもこれもとってもおいしかったです。ケーキは朝、いただいてもいいものです。そして食べたらいそいそと次の会場へ。次のお目当ては、映画館です！
換気の音がすごかったです。ぶおーーーー！！ としていました。
それでざべすたちは安心して、とっぷり映画を見ることができました。見たのは「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」という映画で、ふたりの女の人が同じアパートでずっといっしょに暮らしているんだけど、家族には内緒にしているの。ざべすにはそれがわかりませんでした。ふたりの女の人が恋愛して、いっしょにおだやかに暮らしているのですけど、どうしてそれを内緒にしなくちゃいけないの？ ふたりの暮らしはとてもおだやかでたのしくてすてきなのに。でも、ふたりでいっしょに暮らしていくには大変なことが起きてしまって、「ふたりでいっしょに暮らす」を取り戻すために大暴れするのです。ざべす、いっぱいびっくりしたけど、納得しました。
終わって外に出るとそこは別世界で、「お休みの日の川越」だったので、人がいっぱいいて、ざべすはまたびっくりしました。そしてやきそばを食べました。
お寺の境内にある屋台で、雨子は「川越のごはんでこれがいちばんすき」と主張します。ざべすは、冷静になってほしいと思っています。そもそも、雨子はやきそばが好きです。そして、安定的にやきそばが共有される川越のこの屋台が好きです。でも、川越で食べていないもの、いーーーーーっぱい、あります。だから「いちばん」は熱にうかされているようなものじゃないでしょうか。
やきそばでお口の中がぎとぎとになったので、ざべすたちは白ワインでさっぱりすることにしました。
なぞのパンダがなぞの表情をしているのですが、ドイツワインで、もし、生まれて初めて接するドイツがこれだったら、ドイツの印象がたいへんなことになってしまいそうだなと思いました。ワインは甘くないぶどうみたいな味がして、さわやかでおいしかったです。
川越の川越らしい写真が全然ないのは、人がいっぱいだったこともありますが、雨夫に言わせると、「僕たち私たちは、川越擦れしてしまったネ」ということのようです。今度、もう少し時間をおいて、そして川越がすいていそうなときにもっとじっくり建物などを見てまわりたいと、ざべすは考えます。
この日はここで川越を後にし、東村山に向かいました。東村山には豊島屋酒造という酒蔵があって、そこで角打ちをしているそうなのです。
扇風機でぶおーーーーーーっとあおられながら、全然知らない人たちといっしょにお酒を飲みました。
お酒を飲む際は、水も同じくらいの量を飲んだ方がいいとかで、そばにいた方がご親切にもお水用の紙コップをざべすたちのために用意してくださいました！ ざべすはうれしくて、お水、たくさん飲みました。
ほんのり酔っ払って売店を見たら、お人形さんがじっとしていました。
酔っ払ったのでお散歩していると、不思議なところに行き当たりました。
お酒を飲んでのどがかわいたので、入ってみました。
クラフトコーラ屋さんはこの日が初めてこの場所での営業だったそうです。いろんな人たちがここを間借りして、いろんなものを売っているそうです。クラフトコーラは、お酒を飲んだあとにぴったりのさわやかさでした。
この日のことは、数日たった今思い出しても、なんだか不思議な感じがします。
ケーキ食べて、映画見て、焼きそば食べて、白ワイン飲んで、日本酒飲んで、そしてクラフトコーラを飲みました。おなかたぷたぷになりました。それに、よく知らない街をてくてく歩いて、不思議なお店に入って、ざべす、なんだか不思議な楽しさでした。
おもしろかったの。
じゃあ、また来週お目にかかりますわ。
またね。
🍷 ちぇりお 🍶
