プール雨

幽霊について

ざべすのお食事スペシャル

にょいっ

ざべすよ!

 みずからのあるじであるみなさま、おはようございます!

 一週間ぶりの日曜日です。日曜日さんをよろしくお願いいたします。

 みなさんはこのところ、おもちやいくらなど、ごちそうをお召し上がりでしたか?

 ざべすも月をまたいでたくさんごちそういただきました。

 とってもおいしかったのでご報告します。

 まずは先月、 12 月のおしまいころ、ざべすたちは三浦半島をのっしのっしと歩いていました。そこでお魚、たくさん食べました。

じゃん!

じゃじゃん!

 ざべすお魚大好きです。特に生のお魚が好きですわ。こりこりしたり、きゅるきゅるしたりしていて、とってもおいしかったです。

関係ないけどオシャレだから行ってみたいと思ったお店

木の下は安心です

 それから 1 月になって、鎌倉に遊びに行きました。鎌倉の八幡さんの辺りはひと、ひと、時々犬、鳥、そしてまたひと、という感じでたいへんに混み合っていたのですけど、ざべすたちはよいせっとお店に入って、そこですきやきをいただくことができました。おにく、とってもおいしかったの。

お肉なの

 よく考えたらすきやきってあんまり食べたことがないので、ざべすは「おいしい、おいしい」と何度も言ってしまいました。そしたらお肉が追加されて、とってもうれしかったです。

その日に出てきた月

 そしてざべす城にもどってきたらもどってきたで、雨夫がたまたまお昼ごはんに入ったお店がおいしかったからぜひ行こうと言いだし、ざべすたちを知らない街につれていってくれました。

知らない街の守衛さん

 「ごはん屋たまり」というお店で、ちゃんとひとりずつ、お品書きがあったのですけど、雨子が持って帰るのを忘れたので、全部記憶で書くよりほかありません。雨子はざべす専属書記官、またの名をざべす専用エウメネスとしてちょっと反省してほしいです。

先付けのすり流し

 お酒を飲む前に、蕪のすり流しをゆっくり飲んで体をあたためる趣向です。これで悪酔いを防ぐことができ、かつまたとろりとしておいしいのでした。

前菜

お魚

ホシエイの肝

蛸に黄身酢

おにく

 雨子は前菜の時点で「理性が飛んだ」と言います。ぽーちゃんはホシエイの肝と蛸がとっても気に入ったとかで、目を閉じてじっくりじっくり噛んですっかり目がうるんでいたのでざべすはちょっぴり心配になりました。

 雨夫はずっとうきうきで「やだ! おいしい!」を連呼していました。

 ざべすはもちろん、獣です。たらにほろにがいお味噌がのったのや、しっとりとローストされたお肉なの、わっしわっしといただいて、すごい、すごい、と思っていました。すごみのあるごはんでした。

 このお店は、お店のみなさんが一丸となって、福島、宮城、岩手、青森辺りをうねうねとまわり、生産者のみなさんと手を取り合ってつくったものなのだそうです。

もちろん、お米もみなさんで作ったのだそうです

 なんとすてきなことでしょう。

 そして、なんと豪華なことなのでしょう。

雨子が飲んでいたお酒

おめでたいです

デザートは酒粕ジェラートです

 みんなで手を取り合って協力し合ってそしてすてきな夜ができあがり、ざべすたちはふっくらとしてお店を後にしました。

月が出ていました

 またつれていってね、と雨夫と雨子にお願いしました。

 またこようねとみんなで言い合って城に帰ってきました。

 今朝はこの夜の余波ですこうしおねぼうしたのです。

 みなさんはこのところ、すこしはおねぼうしていましたか? おねぼうっていいものですね。特に「あしたはおねぼうするぞ」と決めて寝て、おねぼうできるのは、しあわせを感じました。

 ではまた来週、お目にかかりますわ。

 

🍙 ちぇりおですわ 🍙