プール雨

幽霊について

『貞子 vs 伽椰子』

『貞子 vs 伽椰子』(白石晃士監督、脚本)

  • ちゃんとおもしろかった。
  • 俳優さんたちが、ちゃんと「それぞれの感じ」で、たまに午後ローである、「全員主人公みたいなルックス」あるいは「誰が主人公かわからない」っていう感じじゃなくて、夫婦で古道具屋やってる人たち、今ひとつ研究が冴えない先生、凶暴な小学生たち、うっすらオカルトにはまってるけど毎日楽しく暮らしてる女子高生たち、そして「ちょっと図々しいところもあるけど憎めない友だち」など、ちゃんと「それぞれの感じ」で良かったです。
  • そしてポップスター……(名前が出てこない)……の、出てきただけで異質な感じ、クライマックスの「VS」場面、そこまでのためらいのない展開など、とにかく充実していて楽しかったです。