鎌倉、たまに散歩します。
町中に突然崖とかあって、いいです。
今回のお目当ては土や岩ではなく、ミニチュア専門店「イクスタン」です。
気がせいて、早く行きすぎてしまいました。
駅からすぐなので、また後で戻ってくることにして、他をまわります。
ここのお向かいで朝市をやっています。
「さすが鎌倉」という品揃えです。このときは蕪、大根のシーズン。大根がカラフルでした。いろんな菜っ葉を「サラダセット」と束ねて売っているのもおしゃれで、毎朝ここで買い物をしたら健康になれそうです。
ここまで、駅の東側。
線路を渡って西側に行きます。
景観重要建築物に指定されている、切妻屋根が特徴のかわいい家。元は小児科医院だったため、天井に子どもたちを楽しませるための飾りがあるそうです。入ってみたい!
昼ごはんは、扇ガ谷の洋館でいただきました。写真はそのそばにあった教会、鎌倉栄光教会です。窓が大きくて開放的な建物です。一階のああいう窓、あこがれます。
ここから古書と骨董を扱う游古堂まで 4、5 分です。
これまたさすが鎌倉というべきか、サイン本、献本がたくさん見られました。私はざべすが読みたいのではないかと思い、『図説 ヨーロッパの王朝』を買いました。
ここからまた駅東側にもどり、聖ミカエル教会聖堂を拝見しました。
きれいな町の、きれいな教会です。
鎌倉には近代美術館があったのですが、残念なことに 2016 年に閉館してしまいました。その建物が 2019 年 6 月、「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」としてまたオープンしているというので、行ってみました。
やっぱり、きれいです。
きれいです。以前のままというわけにはいきませんが、これからもここで公開され使用されていってほしい建物です。
この後は、雨夫さんが「鎌倉に来たら必ず食べなければならない」というワッフルを食べたり、
鳩サブレーを買ったり、
のんびり歩いたり、ミニチュア専門店「イクスタン」で思うさま買い物したりして、
満足して帰宅の途につきました。
ちなみに、文華館の展示は「鶴岡八幡宮と文士たち」というふんわりしたものだったのですが、展示されているものがレプリカではなく本物ばかりで、それなりにしげしげと楽しみました。三島由紀夫の「憂国」というお習字が衝撃的にヘタクソで、「憂国とか言っている場合か」と思いました。振り返ると、あの文字ばかりが思い起こされます。
何でも残されるって、おそろしいです。
おしまい